アリドオシ

蟻通し

双子葉、合弁花、 アカネ科、 アリドオシ属、常緑、低木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:20〜60センチ
枝の変化した長さ8〜20ミリの鋭い棘があり、 若枝には曲がった短毛がある。 樹皮は灰褐色である。
葉は対生し、長さ7〜20ミリの卵形で全縁であり、大小2つの形の対が交互に付く(大小の区別がはっきりしない場合もある)。
春に枝先や葉腋に白い花を2つずつつける。 花は先の4裂した漏斗形である。萼片は4枚ある。
直径5ミリぐらいの球形の核果をつけ、秋に赤く実る。 先にとがった萼が4個ついている。
名前の由来として、蟻でも突き通す鋭い棘があるという説と、 果実が翌春まで残るのでアリドオシ[有り通し]という説がある。



葉は卵形で、対生する。


(2017/10/31)


葉は大きい対と小さい対が交互に並ぶ。 (2017/10/31)


鋭い棘がある。


球形の核果に先の尖った4つの萼が残っている。 葉は厚くて光沢がある。 (2009/9/10)


樹皮は灰褐色。(2017/10/31)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る