アブラチャン

油瀝青

双子葉、合弁花、 クスノキ科、 クロモジ属、広葉樹、落葉、小高木。 用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:5メートル
灌木で、幹は叢生し、樹形が丸くなる。 樹皮は灰褐色で皮目がある。
葉は長さ5〜8センチの卵状楕円形で先がとがり、表面は緑色、 裏面は淡緑色であり、全縁で、互生する。葉柄は赤みをおびる。
雌雄異株で、葉の展開前に、淡黄色の6弁花が、葉腋から出る散形花序に、 3〜5個ずつ集まって咲く。 花は黄色く、花弁は広楕円形で、透明感がある。
直径1.5センチぐらいの球形の液果がなり、 9〜10月に黄褐色に熟すと不規則に割れて、 赤褐色で球形の種子が出る。
樹皮や種子に油が多く、よく燃え、 以前は灯火用の油をとるの使った。

(2009/4/23)


淡黄色の6弁花が散形状に咲く。(2017/3/30)


(2017/3/30)


液果。中の丸い種子から油がとれる。


液果が鈴なりとなる。葉裏は淡緑色。 (2018/6/29)


果柄が太い。 (2018/10/2)


樹皮には皮目がある。


葉は卵状楕円形で互生する。(2015/10/28)




冬支度。(2015/10/28)


冬芽は赤い。(2017/10/31)


花芽は葉腋につく。 (2019/11/17)


落葉する。(2017/10/31)


幹は株立ちしやすい。樹皮は灰褐色。(2017/4/22)


小枝が多数出て丸い樹形となる。 (2018/1/7)


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