ヤブガラシ

藪枯らし

双子葉、離弁花、 ブドウ科、 ヤブガラシ属、つる性、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
地下茎はちぎれやすく、少しでも残っていると芽を出し、 他の植物に覆い被さって旺盛に繁茂する。 とても厄介な草である。
茎に稜があり、葉に対生する巻きひげでからむ。 茎は緑色であるが、葉柄のつく部分などの茎は赤味を帯びる。
葉は互生し、5小葉からなる鳥足状複葉で、小葉は狭卵形で鋸歯があり、 頂小葉は長さ4〜8センチ。葉脈が裏に突出し、赤みをおびる。
花は葉に対生する集散花序につき、直径約5ミリで花弁は緑色をしていて、 あまり目立たない。花弁と雄しべは半日で散り、 橙色の花盤が残って蜜を出す。
関東では多くは3倍体で結実しないが、 関西以西では2倍体のものもあって希に球状の液果をつけ、黒く熟す。

淡緑色のは蕾で、橙色のが花。


緑色の花弁が4枚反り返り気味に開き、雄しべが4本立ち上がる。


葉は鳥足状複葉で、側部の柄に側小葉が2枚ずつ付き、小葉が合計5枚ある。 (2013/6/23)


(2011/6/19)


新芽は赤い。つるで他のものにからむ。(2012/7/7)


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