トケイソウ

時計草

双子葉、合弁花、 トケイソウ科、 トケイソウ属、つる性、常緑、低木。 用語説明
花期:春〜秋 5月〜10月
高さ:センチ
つるが3〜6メートルと長くのび、巻きひげでからむ。 成長が早い。
耐寒性の強いものと弱いものがあり、弱いものは秋に落葉する。 葉は5〜7深裂した掌状のものや矛形などがあり、互生する。
葉腋から花柄をのばし、 直径10センチぐらいの花を単生させる。 花は花弁形の萼が5枚、花弁が5枚あり、 ひげ状のものが傘の骨のように広がった副花冠がある。 雌しべは三つ叉に分かれ、時計の針にように見える。 変位が多く、色も白や青紫などと多様で、副花冠は筒状など、 様々なものがある。
楕円形の液果ができ、熟すと橙色あるいは紫色〜黒色になり、 中にゼリー状の果肉に包まれた黒い種子がある。
パッションフルーツ と呼ばれる品種の果実は大きめの鶏卵状で、食用になる。
トケイソウ・ピッコロッソは、葉が矛形で、 蕾は棘状の総苞片で包まれており、 丸くて赤い果実ができる。
中南米原産。

(2011/6/19)


蕾。(2011/6/19)


葉。この個体は掌状に裂けている。(2011/6/19)


(2011/6/19)


異なる形の花。(2016/7/27)


パッションフルーツの果実はつやのあるボール状。


トケイソウ・ピッコロッソ。 (2018/9/19)


トケイソウ・ピッコロッソ。葉は矛形。 (2018/9/19)


トケイソウ・ピッコロッソ。赤い果実ができる。 (2018/9/19)


トケイソウ・ピッコロッソ。蕾は棘状の総苞片で包まれている。 (2018/9/19)


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