ロサ・カニナ

野薔薇

双子葉、離弁花、 バラ科、 バラ属、落葉、半つる性、低木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:2〜3メートル
別名:ドッグ・ローズ
ヨーロッパや西アジアに自生する原種のバラで、 他のバラの台木としても使われ、 日本でもよく育つ。 耐寒性がある。
灌木状となるが、枝を蔓状に長くのばす。
葉は奇数羽状複葉で、 小葉は5〜7枚あり、尖った卵状で、明瞭な鋸歯がある。
花は枝先に数個つき、直径約5センチで、 淡紅色の花弁が5枚あり、黄色い雄しべが多数ある。 花弁には白に近いものや、色の少し濃いものもある。 香りは弱い。
果実のように見えるのは、萼筒が卵球形に肥大した偽果で、 赤く熟す。 偽果はローズヒップと言われ、ハーブティーとして利用される。

葉は奇数羽状複葉で、楕円形の偽果が赤く実る。 (2019/11/17)


樹皮は灰褐色で、棘はあまりない。 (2019/11/17)


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