ナワシロイチゴ

苗代苺

双子葉、離弁花、 バラ科、 キイチゴ属、落葉、つる性、低木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
茎は木質化するが立ち上がらず、つる状にのびて、 他の植物などに覆いかぶさる。 茎には下向きの棘があり、軟毛が密生する。
葉は互生し、3出複葉で、小葉は二重の鋸歯があり、先が丸く、 裏に白い綿毛を密生する。 頂小葉は長さ3〜5センチの菱形状倒卵形で、他の小葉はそれより小さい。
短く立ち上がる枝の先や葉腋に、赤紫の小さい花を散房状につける。 開花時も5枚の萼だけが開いて、花弁は閉じていることが多い。
果実は十数個が密に固まった集合果で、6月頃赤く熟し、食べることができる。





つる性低木で、 直径約1.5センチの集合果が赤く熟す。(2009/6/23)


3出複葉が互生し、茎に棘がある。(2015/5/10)


重鋸歯がある。(2017/5/9)


花は萼だけが開いて花弁は閉じていることが多い。


(2009/6/9)


短時間だけ開く。


(2016/5/7)


花弁の開いているところはなかなか見ることができない。


萼や枝に微毛が密生する。 (2009/5/19)


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