ミツバアケビ

三葉木通、三葉通草

双子葉、離弁花、 アケビ科、 アケビ属、落葉、つる性、低木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
つる性の木本で葉は互生する。
樹皮は灰黒褐色で、丸い皮目がある。
葉は3出複葉で、長さ2〜6センチの小葉が3つある。葉柄は長い。 小葉は卵形で、基部は丸く先端は少しへこみ、波状の鋸歯がある。
春に葉腋から総状花序が垂れ下がり、濃紫色の花が咲く。 花序の先にあるのが雄花、基部にあるのが雌花である。雌雄同株。 花には花弁がなく、3つの萼片がある。
果実は長さ約10センチの長楕円形の液果で、 10月に熟すと紫色となって裂開し、白く柔らかい果肉に 包まれた黒褐色で楕円形の種子が現れる。 果肉はなまで食べられる。 果皮も天ぷらなどにすると食べられる。





割れると甘い果肉が現れる。(2016/10/4)




葉は3出複葉で、卵形の小葉には波状鋸歯がある。


(2016/10/4)


大きいのは雌花で、やや小さいのは雄花。


雌花に棒状の雌しべがある。


雄花には湾曲した雄しべがある。


蕾。(2017/4/2)







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