マツブサ
松房
双子葉、離弁花、
マツブサ科、
マツブサ属、落葉、広葉樹、つる植物、木本。
用語説明
別名:ウシブドウ
花期:夏 6月〜7月
つる植物で、左巻きに巻き付く。
古い茎やつるにはコルク層がある。樹皮は褐色。
枝や葉に松のような香りがある。
葉は互生するが、短枝の先にまとまってつき、
束生しているように見える。
やや長い葉柄に長さ2〜6センチの広卵形で厚手の葉身がつき、
波状の鋸歯がある。
雌雄異株で、
短枝の葉腋からぶら下がる花柄に直径約1センチの黄白色の花が1つ咲く。
花被片は約10枚あり、雄花の花糸は合着し、
雌花の雌しべはらせん状に並び、
花は下向きのお椀状になる。
直径8〜10ミリの球形の液果が細長いブドウの総状につき、
青黒色に熟す。
種子は茶褐色で丸く、表面がいぼで覆われる。
果実は食用になり、つるはかごを編んだりするのに使われる。
葉が密に茂る。
(2017/6/6)
液果が青黒色に熟す。Photo by H. O. (1999/9/9)
樹皮は灰褐色で、コルク層がある。
(2018/1/10)
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