クズ
葛
双子葉、離弁花、
マメ科、
クズ属、つる性、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
茎が長くのびて木などに巻き付いたり、もたれかかったりする。
茎の基部は木質で太くなる。
年数がたつと、太くて長く、重さ1キロ近い塊根ができる。
枝や若い茎には黄褐色の粗い毛がある。
葉は3出複葉で互生し、裏面に白毛が密生する。
先の尖った狭卵形の托葉がある。
葉腋に総状花序を立て、紅紫色の蝶形花を下から順に咲かせる。
豆果は長さ5〜10センチで、褐色の剛毛が密生する。
種子は扁平な楕円形で、長さ3ミリぐらいと小さい。
成長力が旺盛で、他の植物を覆い隠すようになるので、
要注意な植物である。
(米国では、日本から渡来した害草として、グリーンモンスターと呼ばれている。)
塊根から澱粉や葛根湯の原料がとれる。
(2016/9/17)
つるが旺盛にのびる。(2017/6/6)
蝶形花が下から順に咲く。
つるに黄褐色の粗毛がある。葉柄基部に托葉がある。(2017/6/6)
(2017/5/11)
托葉は狭卵形で先がとがる。(2017/6/6)
小葉は浅く3裂する。豆果には褐色の剛毛がある。(2013/11/24)
(2008/10/28)
小さな大豆のような豆が入っている。
冬に葉は枯れるが、つるは生きていて、春にまた葉を茂らせる。(2022/12/8)
つるは初めは淡褐色であるが、大きくなると黒褐色の木の幹のようになる。
(2009/10/24)
クズに厚く覆われた冬枯れの藪。大きなサクラにも取りついている。
覆われた植物にとってはクズは脅威。(2018/1/12)
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る