イワガラミ

岩絡み

双子葉、離弁花、 ユキノシタ科、 イワガラミ属、つる性、落葉、木本。 用語説明
花期:夏 6〜7月
幹や枝から気根を出して木や岩にはい上がる。 樹皮は縦に裂けてはがれ、灰色になる。
葉は対生し、長さ5〜15センチの広卵形で、先がとがり、 あらい鋸歯がある。葉裏は白みを帯び、葉脈に毛がある。
夏に枝先に長さ10〜20センチの散房花序を出し、 長さ1.5〜3.5センチの白い葉状の装飾花と、 短毛の密生した小さい両性花の組を10個前後つける。 装飾花には白くて大きい萼片が1枚ある。 両性花には小さくて白い花弁が5枚あるが、 すぐに脱落して10本の雄しべが目立つ。
果実は倒円錐形の刮ハで、先に花柱が残り、9〜10月に熟すと裂開し、 細長くて先のとがった種子が出る。



樹皮は灰色で、気根でからむ。


葉は対生し、先のとがった広卵形で、あらい鋸歯がある。




葉裏は白い。(2016/4/29)


枝先に散房花序を出す。


白い装飾花のある花が咲く。Photo by H. O. (2005/6/24)


(2018/5/24)


装飾花には柄のある白い萼片が1枚ある。 (2018/5/24)


小花には白い雄しべが10本あり、先が丸い。 (2018/5/24)


裂開した刮ハ。とんがり帽子に続く部分が裂けて種子がこぼれる。枯葉状のは枯れた萼。(2015/10/28)


つる性であるが、かなり高く自立する。 (2018/5/24)


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