ヒスイカズラ

翡翠葛

双子葉、離弁花、 マメ科、 ヒスイカズラ属、つる性、多年草。 用語説明
花期:春 3月〜5月
熱帯雨林に生える。
つるは5〜20メートルものびる。
葉は3出複葉で互生し、小葉は全縁革質の楕円形であり、 先が短くとがる。
長い花総を垂らして、長さ約7センチの花を多数つける。 花総の長いものは1メートル近くになる。 花弁は角(つの)状で、翡翠色をしている。 開花した花は数日で落ちる。
長さ10センチあまりの楕円形の大きな豆果ができるが、 雄しべ、雌しべは露出していず、 オオコウモリによって受粉されるので、 日本ではほとんど結実しない。
花が咲くようになるまでに成長するのに何年もかかる。
絶滅危惧種。
原産地:フィリッピン

(2017/6/6)


花弁は角(つの)のように尖る。(2017/6/6)


花総が長く垂れ下がる。(2017/6/6)


葉は3出複葉。(2017/6/6)


3出複葉の小葉は楕円形で、先が短く尖る。つるは灰褐色で表面は平滑。(都立薬用植物園)(2021/10/3)


落ちた花。(2017/6/6)


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