アオツヅラフジ
青葛藤
双子葉、離弁花、
ツヅラフジ科、
アオツヅラフジ属、落葉、広葉樹、つる植物、木本。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
つるは右巻きで、淡黄褐色の毛がある。
葉は互生し、長さ3〜12センチの広卵形で全縁であり、
浅く3裂するものもある。
両面に淡黄褐色の毛がある。
葉先が尖るものや尖らないもの、葉脈が明瞭なものや不明瞭なものなど、変異が多い。
雌雄異株で、夏に葉腋と枝先に小さい総状花序を出し、
黄白色の小さい(花径3〜4ミリの)6弁花を咲かせる。
花弁の先は2裂する。萼は6枚、雄しべは6本ある。
直径6〜7ミリの球形の核果が房状につき、
10〜11月に粉白色を帯びた藍黒色に熟す。
中に丸まった小エビのような核があり、それには縦縞がある。
アルカロイドを含み有毒であるが、生薬として使われる。
カラタチにからんだアオツヅラフジ。
(2009/10/24)
つるがよくのびる。
(2018/9/22)
葉は基部が広く先が狭くなっているが、形には変位が大きい。
つるは右巻き。
結実しはじめの果実には、萼片が6枚残っている。
(2010/9/18)
未熟な果実は淡緑色。
(2009/8/15)
果実の形はブドウに似ている。
果実は緑色から藍黒色へと変色する。(2016/9/17)
(2009/10/22)
粉を吹いている。(2016/11/26)
(2015/10/15)
花芽
(2009/7/11)
花芽は葉腋や前年葉の葉腋につく。
(2015/7/11)
蕾(2017/6/24)
茎にも葉にも淡黄褐色の毛がある。
(2015/7/11)
花はごく小さい。
(2015/7/11)
雌花。萼の中に花弁6枚と雌しべ6個がある。(2017/8/26)
(2017/8/26)
6枚の花弁の先が2裂する。(2015/7/11)
秋に落葉する。
木本のつる性で、春にまた芽吹く。
(2017/9/21)
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