アメリカヅタ


双子葉、離弁花、 ブドウ科、 ツタ属、つる性、落葉性、低木。 用語説明
別名:バージニアヅタ
花期:夏 6月〜7月
葉と対生して吸盤のついた巻きひげを出し、 分岐して他の木や壁にくっついてゆく。 茎は赤褐色で、伸びるのが早い。
葉は5枚の掌状複葉が互生し、 小葉は先のとがった楕円形で鋸歯があり、葉脈が明瞭である。 芽出しのときは暗紫色で、大きくなると濃緑色となり、 秋には紅葉して落葉する。 葉柄は赤みをおびる。
初夏に葉腋に大きな集散花序を出して、淡黄色の小さい5弁花をつける。
果実は房状につき、黒く熟して表面に粉をふく。有毒。
よく似たヘンリーヅタは、葉脈が白いことで区別できる。



掌状複葉で小葉が5枚ある。


(2009/4/23)


成長が早い。


成長期の茎は赤い。




成長した葉には光沢がある。(2015/6/25)


蕾。 (2009/5/18)





萼が舟の舳先状。(2016/9/30)


蕾、花、果実。 (2018/7/14)


液果が黒紫色に熟す。(2015/10/12)


茎に稜がある。(晩秋には上の写真のように稜が明瞭になる。) (2010/6/25)


冬は葉が落ちる。


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