トウヒ
唐檜
裸子植物、
マツ科、
トウヒ属、常緑、針葉樹、高木。
用語説明
花期:夏 6月
高さ:30メートル
エゾマツの変種で、寒冷地や亜高山帯に生える。
幹は赤褐色で直立し、鱗状に剥がれる。
(エゾマツの幹は黄褐色。)
小枝の葉のつく部分に葉枕と呼ばれる肥厚した部分がある。
(トウヒ属の特徴。)
葉は長さ7〜15ミリの線形で扁平であり、
螺旋状に生えるが、(光を受けやすいように)横広がり気味となる。
上面は緑であるが、下面は気孔帯があって白く、先端は鋭くとがる。
雌雄同株で、雄花序は褐色の円柱形で苞鱗に葯が包まれ、
雌花は赤褐色の円柱形で、小枝の先に上向きにつく。
球果は長さ3〜6センチの円柱形で垂れ下がる。
種子には翼がある。
識別点:
トウヒ、
ドイツトウヒ
トウヒ :葉が扁平で長さ0.7〜1.5センチ、球果は長さ3〜6センチ。
ドイツトウヒ:葉が菱形で長さ約2センチ、球果は長さ10〜20センチ。
葉は1センチ前後。
葉が密生する。
梢。
(2018/9/28)
葉は線形でやや扁平であり、基部に淡褐色の短い葉枕がある。
(2017/4/18)
枝先のは未熟な球果?
(2017/4/18)
枝は密に分枝する。
幹の上部は円錐状となる。
幹は直立し、樹皮が鱗状に剥がれる。
(2018/9/28)
高木となる。
(2018/9/28)
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