ドイツトウヒ
ドイツ唐檜
裸子植物、
マツ科、
トウヒ属、常緑、針葉樹、高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:40メートル
別名:オウシュウトウヒ
樹形は円錐状となり、寿命は長い。耐陰性、耐寒性がある。
樹皮は褐色で、厚い鱗片状にはがれ落ちる。
枝は垂れ下がる。
葉は密生し、長さ2センチぐらいと短く、断面は菱形で、葉も寿命が長い。
下枝にも葉があって、暗い森を作る。
雌雄同株で、枝先に頭状(松笠状)の赤紫の雌花序が1つつき、
葉腋にマツのように円柱形の雄花序が群がる。
球果は長さ10〜20センチと長く、円柱状で下向きにつく。
種子は暗褐色で長い翼をもつ。
識別点:
トウヒ、
ドイツトウヒ
トウヒ :葉が扁平で長さ0.7〜1.5センチ、球果は長さ3〜6センチ。
ドイツトウヒ:葉が菱形で長さ約2センチ、球果は長さ10〜20センチ。
若葉。
(2009/9/17)
(2011/5/8)
古い葉。
(2009/9/17)
下枝は垂れ下がる。
(2009/9/17)
松笠は長さ10〜20センチの円柱形。(2017/10/26)
幹。
(2009/9/17)
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