クロマツ

黒松

裸子植物、 マツ科、 マツ属、常緑、針葉樹、高木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:40メートル
別名:雄松(オマツ)
幹は灰黒色で、亀甲形の縦の割れ目がはいり、 厚い鱗片になってはがれ落ちる。
葉は固く、針状の2本が対となって基部は膠質の鞘に包まれ、 長さは10〜15センチある。
雌雄同株で、 雌花序は紅紫色の楕円形で、新枝の先に2,3個つく。 雄花序は淡褐色の長楕円形で、新枝の基部に螺旋状に密生する。
珠果である卵形の松かさをつけ、その鱗に挟まれて長い翼のある種子が入っている。
塩害に強いので防潮林に使われる。

識別点: アカマツクロマツ
 アカマツ:山に多い、葉が細い、新芽が赤っぽい、幹が赤みを帯びる、松笠4〜5センチ。
 クロマツ:海岸に多い、葉が太い、新芽が白っぽい、幹が黒みを帯び亀甲形の割れ目、松笠6〜8センチ。

幹は荒々しく、亀甲紋ができる。




黒みを帯びる。




葉はかたい。


葉が太い。


芽が白っぽい。




新枝の先に赤い雌花がつく。(2015/4/26)


新枝の基部に淡褐色の雄花がつく。








庭園木としてよく使われる。 (2009/3/30)


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