イヌガヤ
犬榧
裸子植物、
イヌガヤ科、
イヌガヤ属、常緑、針葉樹、中高木。
、用語説明
花期:春 3〜4月
高さ:10メートル
樹皮は暗褐色で短冊状にはがれる。
扁平な線形の葉が左右2列に並んで生え、
カヤ
と違って触っても痛くない。
葉は長さ3〜5センチで、裏面に白い気孔帯が2本ある。
雌雄異株。雄花は淡黄色で前年枝の葉腋に頭状にかたまってつく。
雌花は淡緑色で枝先に数個つく。
果実は短い柄を持ち、長さ2〜2.5センチで、丸く、
9〜10月に紅紫色に熟す。その外果皮は肉厚で食べることができる。
識別点:
カヤ、
イヌガヤ、
モミ
カヤ :葉がかたく先を触ると痛い。葉先は割れない。高さ25メートル。
イヌガヤ:葉が柔らかく先を触っても痛くない。高さ10メートル。
モミ :葉先が割れている。
扁平な針状の葉が枝の左右に並ぶ。枝は対称的に出る。(2015/10/28)
葉裏に白い気孔帯が2本ある。
種子は卵形で、翌年の秋に紅紫色に熟す。(2015/5/10)
樹皮は暗褐色で縦に裂け、短冊状にはがれる。(2015/5/10)
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