ゴヨウマツ

五葉松

裸子植物、 マツ科、 マツ属、常緑、針葉樹、高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:20メートル
別名:ヒメコマツ
樹皮は赤褐色〜暗灰色で、鱗状に薄く剥がれる。 (亀甲形の深い割れ目はない。)
葉は長さ4〜8センチの針状で、やや柔らかく、 5本ずつ束になって螺旋状に密生する。
雄花序は淡褐色の長楕円形で新枝の下部に密生し、 雌花序は紅紫色の楕円形で先端に2〜3個つく。
球果は長さ5〜7センチの卵形で、翌年の秋に熟し、種鱗の先は丸く、 種子は楕円形で翼は小さい。
材は狂いが小さい。

識別点: ゴヨウマツハイマツ
 ゴヨウマツ:高木、球果の種鱗が丸くて厚い、種子に翼がある。
 ハイマツ :低木、球果の種鱗が尖って薄い、種子に翼がない。

葉は5本ずつ束になる。


葉の近接像


(2015/6/15)


葉の若芽はまだ5本に分かれていない。(2017/5/5)


別れ始めた葉。 (2018/5/1)




長い葉の品種もある。


短い葉の品種もある。


樹形


幹は鱗状に剥がれる。 (2018/1/7)


見事に仕立てられた五葉松。(2015/4/2)


見事な盆栽(昭和記念公園)。(2016/4/11)


幹は亀甲状に深割れはしていない。


花。(2015/5/10)


松笠は卵形。 (2008/11/21)


開いた松笠。(2015/10/22)


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