ザゼンソウ
座禅草
単子葉、
サトイモ科、
ザゼンソウ属、夏緑、湿生、多年草。
用語説明
花期:冬〜春 1月〜3月
高さ:20〜40センチ
別名:ダルマソウ
寒冷な湿地に生える。
雪解けが近くなると、
暗紫色の仏炎苞のある花が約20度に発熱して雪を解かして頭を出し、
まだ地面がかなり雪で覆われていて花のない時期に、
花序が悪臭を放って虫を呼び寄せる。その発熱のためには、
植物の発熱の仕組みと動物の発熱の仕組みの両方が使われているそうである。
www.sugadaira.tsukuba.ac.jp/column/201005column.html
葉に先立って出る厚手の仏炎苞の中には、楕円形で淡黄褐色の肉質花序があり、
突起状の小花が咲く。雌性先熟で、
雌性期のあと短い両性期があって、雄性期が来るというように、
小花の性表現が変化する。
花後に直径約40センチの大きな心形の葉が長い葉柄をもって根生する。
楕円形のトウモロコシ状の穂に、6角柱状の液果が並んだ果実ができる。
(2015/7/2)
(2015/5/6)
葉は直径約40センチと大きく、葉柄も長い。(2016/4/15)
(2015/9/29)
暗紫色の仏炎苞を持つ花が咲く。(2016/3/16)
肉質花序には小さくて黄色い花がついている。(2016/3/16)
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