ユキモチソウ
雪餅草
単子葉、
サトイモ科、
テンナンショウ属、夏緑、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:20〜30センチ
林床に生え、地中に球茎があって、
3〜5枚の小葉からなる鳥足状複葉が2枚互生する。
小葉は先のとがった楕円形である。
葉の展開と同時に肉穂花序を立て、紫褐色の仏炎苞をつけ、
白い棍棒状で先端が餅のように丸くふくらんだ付属体が中にある。
仏炎苞の筒の内側は白く、上部には白い縦筋がある。
雌雄異株で、栄養状態のよいもの(大きいもの)からは雌花が出て、
よくないもの(小さいもの)からは雄花が出る。
雌花序は緑色で、雄花序は黒紫色であるが、
いずれも仏炎苞の中にあって、外からは見えにくい。
果実は丸い液果が軸に密に並んだトウモロコシのような形となり、
秋に赤く熟す。
鳥足状複葉の小葉は、先の尖った楕円形。
紫褐色の仏炎苞には、白い餅のような付属体がある。
(2016/4/15)
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