ヤブミョウガ
藪茗荷
単子葉、
ツユクサ科、
ヤブミョウガ属、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:50〜100センチ
林内に生え、地下茎と種子で群生する。
茎は直立し、ざらつく。
葉は互生し、長さ15〜30センチの先のとがった狭長楕円形で、
表面がざらつき、基部は鞘状に茎をいだく。
上から見ると、葉は6枚が均等な角度で並んでいる。
茎先に花茎が直立し、白い一日花が数段輪生して咲く。
花弁が3枚、萼片も3枚あり、いずれも白い。
雌雄異花で、雌花は白い雌しべが長く、雄花は葯が黄色い。
直径約5ミリの球形の液果がつき、藍紫色に熟す。
直立する花茎にまばらで細長い円錐花序が出る。蕾は白い。
(2012/7/8)
葉は先の尖った狭長楕円形で、光沢がある。
(2018/9/28)
花は白く、萼片も花弁も3枚ずつあり、雄しべは6本ある。萼片は厚い。
(2018/6/29)
雌花(左)では白い雌しべが長く、雄花(右)では葯が黄色い。茎は有毛。(2016/10/2)
(2017/8/26)
若い果実には白くて長い柱頭が残る。白い萼片が3枚ある。(2016/10/2)
果実は白→緑→藍色へと変色する。(2016/10/2)
丸い液果が多段の放射状につく。
(2017/8/26)
(2022/10/20)
液果には光沢がある。
(2015/10/28)
(2016/10/2)
広がる花序枝に藍紫色の液果が並ぶ。(2015/10/12)
木漏れ日を好む。
上から見ると、6枚の葉が等角度で開いている。(br>
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