ウラハグサ
裏葉草
単子葉、
イネ科、
ウラハグサ属、夏緑、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:40〜70センチ
別名:フウチソウ(風知草)
谷の崖などに生える。
密に叢生した細い茎の先に線形の葉が茂り、秋に黄葉する。
冬は地上部が枯れる。
葉は長さ10〜20センチあり、表が帯白色、
裏が緑色で光沢があり、付け根から2枚ずつ出て、
出たところでひっくり返ってつねに緑色の裏が上面に出る。
花茎の先に長さ約10センチの円錐花序が出て、
柄の長くて細い花序枝が何段にも出る。
各花序枝はさらに何段か分枝し、
末端に淡緑色で長さ1〜2センチの細長い小穂がつく。
小穂の半分以下の長さの芒がある。
小穂からは、赤紫色でブラシ状の花柱と、
淡褐色でx字形の葯が出る。
小穂が赤紫色になることもある。
日本原産の1属1種の植物であり、観葉目的で植えられる。
黄色の縞斑の入ったものなど、変異が多い。
葉は出るとすぐに表裏が逆転する。
(2018/5/24)
葉の表側は緑白色で、下側になっている。(2016/4/29)
細長い小穂がまばらについた円錐花序が出て、先が垂れ下がる。(2009/9/10)
花茎から、長い柄のある花序枝が多段に分枝し、末端に小穂がつく。
(2018/9/28)
花序枝は細く小穂も細い。小穂が赤紫色の例(小石川植物園)(2015/10/28)
芒があり、葯は淡褐色。
(2015/10/28)
基部は赤みを帯びる。これは葉に黄色い縞のある品種。
(2015/5/6)
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