ライムギ

ライ麦

単子葉、 イネ科、 ライムギ属、1年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:1.5〜2.5メートル
別名:クロムギ
亜寒帯や痩せ土地にもできる。
茎は叢生して高く直立する。
葉は長さ10〜25センチで幅広の線形であり、ざらつく。
花期に穂から黄緑色の細長い葯が出る。
穂は長さ10〜18センチと細長く、小穂が密に互生し、 穎の先が長い芒となる。
実も細長く、縦溝があって表面にしわがある。
秋(10月頃)に蒔いて春(4月頃)に収穫できるので、 トウモロコシなどの裏作にも利用できる。
植物繊維やミネラルが多く、 黒パンやビール、ウイスキーの原料となる。 ヨーロッパでは中世に多く栽培されたが、 小麦に押されて少なくなってきた。
原産地:小アジア、コーカサス近辺。

高く直立する。(2015/5/6)


穂は細長い。(2015/5/6)


分けつして叢生する。(2015/5/6)


葉は幅広の線形。(2016/3/16)


葉耳ははっきりしているが、葉舌は目立たない。 (2017/4/22)


葯は黄色い。(2016/5/5)


芒が長い。(2017/6/3)


熟すと芒が開く。(2017/6/24)


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