オオアワガエリ

大粟返り

単子葉、 イネ科、 アワガエリ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
高さ:0.5〜1メートル
別名:絹糸草、チモシー
密に叢生し、茎の節は赤みをおびる。
葉は長さ20〜60センチ、幅0.5〜1センチの線形で互生し、 表面に細毛があり、ざらつく。
花序は長さ3〜15センチ、太さ4〜7ミリの細長い円柱形で直立し、 淡緑色で細長く扁平な小穂が隙間なく密集する。表面に褐色の葯がつく。 芒はごく短くて固い。
ユーラシア原産の牧草である。 日本在来のアワガエリは1年草で小さい。 花粉症の原因の一つとなる。



小穂が密生する。葯は褐色。 (2014/6/19)


(2014/6/19)


扁平な小穂にカニのはさみのような短い芒が2本ずつある。 (2014/6/19)


熟した果穂は淡褐色となる。 (2015/6/9)


線形の葉が直立する。(2017/5/2)




単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る