ノガリヤス

野刈安

単子葉、 イネ科、 ノガリヤス属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:0.5〜1.5メートル
二次林の林縁などにあることが多く、 根茎と種子でまばらに叢生する。 茎は細くて固く、枝分かれせず、草全体が無毛である。
葉は長さ30〜60センチ、幅0.6〜1.2センチの線形で、 長さ2〜5ミリの葉舌がある。 葉身は表裏が反転して裏葉となり(葉裏が日光を受ける面となり)、 ややざらつく。
茎先に出る花序は長さ20〜60センチの狭円錐形で、 数本ずつ出る短い枝を多段に斜上させ、 淡緑色または紫色を帯びた小穂をややまばらにつける。
外花穎の基部から芒(のぎ)が出て、小穂の外に突き出る。



花序枝は短く、小穂はややまばらにつく。(2016/10/6)


花序は細い。


小穂には芒がある。(2016/10/4)


小穂は熟すと紫色を帯びる。 (2018/10/7)


葉は途中で反転して裏葉となる。(2009/9/16)


葉身の基部が茎を離れるときに表裏が逆転する(通常は裏となる面が表になる)。 (2008/10/16)




開花。(2014/9/22)




芒が出る。(2009/9/16)


(2009/9/16)


群生する。(2015/10/3)


(2015/9/30)


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