ニオイハンゲ

匂い半夏

単子葉、 サトイモ科、 ハンゲ属、夏緑、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜7月 
高さ:5〜20センチ
湿った所を好む。
地中から出る赤褐色の長い葉柄の先に3角状の葉身がつき、 基部は深い心形となって葉柄につながる。 葉には葉脈に沿うようにして白い斑紋がある。
花径も地中から立ち上がり、黄緑色の仏炎苞をつけ、 中に棒状の肉穂花序がある。 仏炎苞の中から細長い黄緑色の釣り竿のような付属体がのびる。 花にはバナナのような香りがある。
葉の基部に丸くて先のとがったムカゴができ、それが落ちて殖える。 葉柄の基部にムカゴのつくこともある。
中国原産。

(2015/5/25)


葉は先のとがったハート形で、葉脈に沿うようにして白斑がある。(2015/5/25)


葉の基部にムカゴができる。(2015/5/25)


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