ネジバナ

捩花

単子葉、 ラン科、 ネジバナ属、夏緑、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
高さ:10〜40センチ
日当たりの良い草地に生える。 紡錘形の根茎がある。
葉は先のとがった長さ5〜20センチの倒被針形であり、やや厚めで、 大部分が根生する。越冬中の葉は楕円形となる。
花茎は直立し、数枚の鱗片状の小さい葉がつき、 茎先に小さい淡紅色の花を螺旋状に咲かせる。 花は横向きに咲き、萼片と花弁が複雑に重なり合い、 背萼片と側花弁が重なって兜状になる。 希に白い花もある。
褐色の米粒のような刮ハが萼に包まれてつく。 種は小さくて風で飛ぶ。

(2012/6/23)


花は捩れて咲く。 (2013/6/22)


小さいながらもランの花で、
背萼片の下で側花弁が上向きにそりかえり、側萼片が前に突き出し、唇弁が下向きに垂れる。(2017/6/29)


右巻きの花と左巻きの花がある。(2012/6/23)


(2012/6/21)


あまりねじれない花もある。


花は下から上へと咲いてゆく。 (2017/6/29)


葉は倒被針形で根際から生える。 (2014/6/21)


花茎に貼り付くようにのびている葉もある。 (2014/6/21)


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