ムラサキゴテン
紫御殿
単子葉、
ツユクサ科、
ムラサキツユクサ属、常緑、多年草。
用語説明
花期:夏 7月〜10月
高さ:15〜50センチ
別名:セトクレアセア
茎も葉も全部紫色で、東京より北でなければ冬も葉をつけている。
やや多肉質で、乾燥にはかなり強く、日照を好む。
茎ははじめ直立するが、分枝して長くなると、下部は横倒しになる。
枝先を切ると、そこから新芽が出て、枝が殖える。
葉は長さ約10センチの先のとがった長楕円形で全縁であり、
互生して基部は茎を抱く葉鞘となる。
表面に白い微毛があって、光線の当たり方で色が変化する。
夏に葉腋に隠れるように数個の蕾をつけ、淡紅色の3弁花を咲かせる。
花冠は直径約2センチで、 6本の雄しべと1本の雌しべがあり、葯は黄色い。
朝咲いて昼にはしぼむが、次々と蕾ができて長期間咲く。
しかし、枝先には同時には1つしか咲かないので、
全体としてみると、花数は少なく、花より葉を楽しむ植物と言える。
結実しにくいが、刮ハができることもあるそうである。
通常は挿し木でふやす。
メキシコ原産。
花は枝先の葉と葉の合わせ目に咲く。(2015/10/16)
枝先に小さな花が1つずつしか咲かないので、全体の花数は少ない。
(2015/10/16)
葉はやや厚く、基部は葉鞘となって太い茎を抱く。(2015/10/16)
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