モロコシ

蜀黍、唐黍

単子葉、 イネ科、 モロコシ属、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:1.5〜3メートル
別名:コウリャン
やせ土でもできて、成長が早い。 初夏に種まきしても10月ぐらいに収穫できる。
茎は直径約3センチあり、高くのびる。
葉は広線形で互生し、長さ1メートル、幅10センチぐらいと大きい。
茎先の総状などの形をした花序に、輪生状に穂枝が10段ぐらい出て、 各穂枝はさらに枝分かれし、淡褐色の花を多数つける。
果実は直径3〜6ミリの偏球形で小さく、 1本の茎に2000〜3000粒ぐらいつく。
多くの品種があり、穂の形は円錐形や円柱形、 横広がりぎみの開散穂型、箒形などがある。 果実の色も赤、褐色、黄、白などがある。
重要な穀物の1つで、粉にして加工したり、 粥にしたりして食べられている。 飼料や酒造用にも使われる。
熱帯アフリカ原産。

(2016/10/15)


穂枝は、輪生状に何段も出る。(2016/10/15)


穂は褐色のものが多い。(2016/10/15)


黒味がかった穂をつける品種もある。(2022/11/12)


偏球形の種子が多数実る。(2016/10/15)


種子は偏球形で、長さ3〜6ミリ。(2022/11/12)


葉は大きな広線形で、中脈が白い。(2016/10/15)


太い茎が直立する(分枝しない)。 (2018/9/22)


苗。(2017/6/24)


茎が高くのびる。(2017/8/26)


花は黄白色。 (2017/8/26)


未熟な果実。(2017/8/26)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る