ミズバショウ

水芭蕉

単子葉、 サトイモ科、 ミズバショウ属、夏緑、水生、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜7月(地域により異なる)
高さ:約80センチ
根茎があり、湿地に生える。
芽が出るとすぐに純白の仏炎苞を出し、 その中央に小さな花が多数集まった円柱状の黄色い肉花穂を立てる。
雌雄同株で、出てきたばかりの仏炎苞に包まれた黄色い肉穂には、雌しべが並ぶ。その後、雄しべが出てきて、 受粉すると肉穂は緑色になり、楕円状に大きくなる。
葉は広楕円形で、 花のあとに花茎の脇から出て長さ80センチぐらいにのび、 幅も30センチぐらいになる。
花後に花穂は突起のある液果が表面に密集した果穂となり、 熟すと長くて太いスポンジ状となるが、 果実の色は緑色のままであり、中に黒褐色の種子が入っている。 熟した果穂は倒れて水に溶け、ゼリー状となり、 種子が流れ出す。
有毒で、食べると下痢したり呼吸困難になったりする。 触るとかぶれる。



葉は広楕円形。出てきたばかりの肉穂は黄白色の細い円柱状。


苞の中に受粉した楕円形の肉穂がある。(2015/5/1)






大きくなった肉穂。 (2017/5/2)


(2017/5/2)


葉は長さ80センチぐらいにのびる。(2017/5/2)


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