ミヤマカンスゲ
深山寒菅
単子葉、
カヤツリグサ科、
スゲ属、常緑、多年草。
用語説明
果期:春 4月〜6月
高さ:20〜50センチ
林下などに生え、常緑で叢生し、少し大きい株をつくる。
葉は線形で根生し、やや厚くて、断面は浅いV字形〜低いM字形となり、
縁は少しざらつく。
1つの株から多数の果穂が斜上し、弓なりになる。
頂小穂は雄性であり、長さ2〜3センチの紫褐色の紡錘形で、
淡黄色の雄しべがのびる。
側小穂は雌性で長さ1.5〜3センチの細長い棒状であり、
紫褐色の鱗片のついた果胞がややまばらに並ぶ。
果胞は長卵形で、先に嘴(くちばし)がある。
(2015/4/15)
頂小穂は雄性、側小穂は雌性。
(2015/4/15)
果茎の節には紫褐色の苞がある。
(2015/4/15)
葉の断面は浅いV字形〜低いM字形。
(2015/4/15)
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