メリケンカルカヤ

米利堅刈萱

単子葉、 イネ科、 メリケンカルカヤ属、多年草。 用語説明
花期:秋 9月〜11月
高さ:0.5〜1.2メートル
荒れ地に株立ちし、根は抜き取りにくい。 茎の断面は紡錘形。
葉は長さ3〜20センチ、幅3〜6ミリの線形で、 互生して直立し、広がらない。
茎の上部の葉は退化して小さくなるが、葉鞘は残っている。 その葉鞘の中に小穂のついた花穂ができ、 小穂の基部に長い白毛が多数生えて葉鞘からはみ出す。 したがって、茎の中から白毛がはみ出してくるように見える。 小穂には短い芒もある。
はみ出した白毛の束には小さな種子がついていて、風に飛ばされる。
秋には茎が赤褐色になり、冬枯れ後にも立っている。
北米原産。

茎から白毛がはみ出すように見える。(2008/10/28)


茎も葉も直立し、広がらない。


葉は横に広がらない。 (2015/9/23)


株立ちする。(2014/9/22)


葯は淡黄色。 (2008/9/21)


秋に赤褐色になる。(2008/10/28)


穂は葉腋につき、軸からはみ出す。


(2014/9/22)


淡褐色の種子に長い白毛がついている。 (2014/12/10)


群生する。(2015/12/7)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る