コガマ
小蒲
単子葉、
ガマ科、
ガマ属、湿地植物、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:1〜1.5メートル
湿地に生え、地下茎でふえる。
ガマ
に似ているが全体に小さく、花期も1ヶ月ほど遅い。
葉も幅約1センチと細い。
葉は両手を合わせるような形で根生し、線形で厚くて直立し、基部は葉鞘となって茎をいだく。
花穂は根元から出る花茎の先に直立し、
赤褐色のソーセージのような雌花穂の上に赤褐色の棒のような雄花穂がある。
雄花穂は長さ3〜9センチ、雌花穂は長さ6〜10センチ
と、ガマの半分あまりの長さしかない。
雄花、雌花ともに萼も花弁もない。
花粉は合着せずに1個ずつ離れている点もガマと異なる。
種子は長さ1ミリぐらいの小さい楕円形の堅果であり、
長い白毛があって、風で飛ぶ。
(2009/8/13)
未熟な花穂。(2016/8/6)
上の黒褐色の部分が雄花穂、下の淡褐色の部分が雌花穂。(2013/8/10)
(2009/8/13)
上の雄花はもう落ちている。
葉の基部は葉鞘となる。(2016/9/17)
(2017/10/26)
穂が熟すと綿毛が出る。(2017/11/9)
群生する。
(2015/9/29)
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