ガマ
蒲
単子葉、
ガマ科、
ガマ属、湿地植物、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:1.5〜2メートル
湿地に生え、地下茎が横に長くのびて群落をつくる。
葉は両手を合わせるような形で根生し、長さ45〜55センチ、
幅1〜2センチの線形で厚くて直立し、
基部は葉鞘となって茎をいだく。
花穂は根元から出る花茎の先に直立し、
赤褐色のソーセージのような雌花穂の上に赤褐色の棒のような雄花穂がある。
雄花穂は長さ7〜12センチで細く、
雌花穂は長さ10〜20センチで直径1.5〜2センチと太くて長い。
雄花、雌花ともに萼も花弁もない。
花粉は黄色い。
種子は長さ1ミリぐらいの小さい楕円形の堅果であり、
長い白毛があって、
花のあとしばらくすると穂が白い綿のようにほつれて、
大量の白毛が現れ、風で飛ぶ。
昔はガマの穂で蒲団を作った。(現在使われている「布団」は当て字。)
熟すと、長い白毛が十数本ついた小さい堅果が大量に出てくる。(2015/9/29)
背丈より高くのびる。(2017/10/18)
厚みのある扁平な葉が掌を合わせるように出てきて、直立する。(2015/5/10)
葉は線形であるが、花茎は丸くて太い。
(2018/9/24)
湿地に生え、基部は葉鞘となって茎を抱く。(205/7/2)
地下茎で群落を作る。
(2009/10/15)
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