キシュウスズメノヒエ
紀州雀の稗
単子葉、
イネ科、
スズメノヒエ属、湿生、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:20〜40センチ
別名:カリマタスズメノヒエ(雁股雀の稗)
スズメノヒエ
にくらべ、花序が二股に分かれる点などが異なる。
湿り気のあるところを好むが、乾いたところにも生える。
茎が分枝して地を這い、節から根を出して大きな群落をつくる。
葉は長さ5〜10センチの線形で柔らかく、
葉鞘の開口部には少し毛があるが、葉のそれ以外の部分は無毛。
節から20〜40センチの花径を立て、長さ4〜9センチの花序枝を二股に出し、
その下側に小穂を2列に並べる。
開花すると小穂に黒紫色の柱頭が出る。
芒は見えない。
果実は小さな米粒状で淡褐色であり、先が少し尖る。
繁殖力が強く、水田ではやっかいな雑草となる。
熱帯アジア、アメリカ大陸原産。
穂が二股になっている。(2015/8/8)
柱頭が黒い。(2017/8/23)
果実は小さな米粒状で淡褐色。(2013/7/13)
(2015/8/8)
茎は根元で分枝して這い、花茎や線形の葉を何本も立てる。(2015/8/8)
(2017/8/23)
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