キンラン
金蘭
単子葉、
ラン科、
キンラン属、夏緑、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:40〜80センチ
ブナの林内を好む。
キンランはある種の菌類と共生しており、
その菌類はまた樹木と共生するというように、
多重の共生関係があるので、移植すると枯れる。
茎には稜がある。
葉は茎を抱いて互生し、長さ8〜15センチ、幅2〜4.5センチの広披針形で、
縦すじがある。
茎から花茎が直立し、先が数個に枝分かれして
総状花序を作り、黄色い直径約1センチの花を半開させる。
萼片が3枚あって黄色い。花弁も黄色くて3枚あり、
唇弁は先が3裂して中央裂片に赤い筋があり、
側花弁2枚は内側にまく。
細長くて6つの稜のある刮ハができる。
種子はごく小さく、胚珠を持たないので、
地中のある種の菌類の助けがないと発芽できないと言われる。
絶滅危惧種であり、栽培はむずかしい。
芽は葉を広げる前にまず高くのびる。(2016/4/15)
花は全開しないで半開するにとどまる。
萼片が3枚、花弁が3枚ある。(2010/5/17)
中央裂片に赤い筋があり、側花弁2枚は内側にまく。(2017/4/28)
(2015/4/30)
適した環境では大きい株を作る。(2017/4/28)
(2015/4/30)
葉にしわがよることがある。(2013/5/12)
林下でひっそり咲くことが多い。(2022/5/8)
葉は互生する。
葉身は広披針形。
適した環境の中ではまばらに群生する。(2016/5/5)
果実は上から見ると6角形。(2011/8/7)
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