カラスビシャク
烏柄杓
単子葉、
サトイモ科、
ハンゲ属、夏緑、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
高さ:20〜40センチ
別名:ハンゲ
球形の地下茎を持ち、珠芽や子球で増える。
葉は3小葉からなる鳥足状複葉で、葉柄が長く、1〜2本が根生する。
小葉は長さ5〜11センチの先のとがった長楕円形。
葉柄の途中と小葉の基部に珠芽をつける。
葉より高くなる花茎を地面から出して、
先に長さ5〜6センチで緑色の仏炎苞をのばし、
その中に肉穂花序をつける。
花序は黒紫色で、
細長い付属体が仏炎苞からはみ出して直立する。
花被片はない。
仏炎苞から、丸くて突起のある液果がはみ出してくることがある。
小さな栗のようなムカゴのつくことがある。
地下茎でも種子でもムカゴでも繁殖できる。
地下茎は半夏(はんげ)と呼ばれる漢方薬になる。
(2011/7/5)
仏炎苞には縦筋があり、中程にくびれがあり、下半分は少し細い。(2017/5/18)
葉は鳥足状複葉で根生し、小葉は先のとがった長楕円形。(2015/5/6)
鳥足状複葉が1本しか出ないことが多い。(2017/5/6)
花径は直立し、分枝しない。
(2017/6/3)
淡黄色のむかごが2つついている。(2015/7/2)
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