カンスゲ
寒菅
単子葉、
カヤツリグサ科、
スゲ属、常緑、多年草。
用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:20〜50センチ
常緑で、匍匐茎を出し、大きな株をつくる。
葉は線形で叢生し、厚くてかたく、やや光沢があり、
縁に逆棘があってざらつき、断面は凹形である。
1つの株から多数の花穂が直立し、葉の間から穂をのぞかせる。
頂小穂は雄性で濃褐色の紡錘形で淡黄色の雄しべが多数出る。
側小穂は雌性で長さ1〜3センチの細長い棒状であり、
果胞が密に並ぶ。
雌小穂の基部には針状の苞がある。
果胞は長さ3.5ミリの広卵形で黄緑色であり、
褐色の尖ったくちばしがある。
頂小穂は雄性、側小穂は雌性。(2017/4/25)
雌小穂の果胞の先は尖って褐色となる。(2017/4/25)
葉の断面は凹形。(2017/4/25)
開花後。
(2015/5/10)
これはオオシマカンスゲ。
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