イヌサフラン


単子葉、 イヌサフラン科、 イヌサフラン属、球根植物、多年草。 用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:約50センチ
小さい玉葱のような、丸くて茶色の鱗茎がある。
花後の晩秋に葉が重なり合った(チューリップのような)芽を出し、 春に広線形の葉が多数展開する。(互生状に根生する。) 光沢があり、縁がやや波打つ。 初夏に葉が枯れて休眠する。
葉のない初秋に白い長さ10センチぐらいの花径を束生させて、 各々の先に淡紅色の6弁花を咲かせる。 花弁は花径と同じぐらいの長さがある。八重咲きもある。
楕円形の刮ハがつき、丸くて黒い種子ができる。
有毒。
ヨーロッパ中南部、北アフリカ原産。

(2018/9/22)


秋になると、葉が出ないうちに淡紅色の6弁花が咲く。 (2015/9/30)


雄しべは6本あり、葯は黄褐色。中央の雌しべは白い。(2021/10/3)


八重の花もある。


八重咲きのは、花被片の数に多様性があるようである。(2011/10/20)


晩秋に広線形の葉が根生し、翌年の初夏に地上部が枯れる。(2015/5/6)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る