ホウライショウ
蓬莱蕉
単子葉、
サトイモ科、
モンステラ属、常緑、つる性、多年草。
用語説明
花期:夏
茎の長さ:7〜8メートル
別名:モンステラ
直径5センチあまりの太い茎が長くのび、
節ごとに気根を出して岩や木によじのぼる。
気根が地面に触れると通常の根のように地中へのびる。
葉は直径1メートル近くに大きくなり、暗緑色の革質で、
長い葉柄を持つ。
葉は小さい間は全縁で丸いが、大きくなると、
次第に楕円形の穴ができるようになり、隣り合う穴は連結し、
それが縁に達すると葉が深裂した形となる。
長さ20〜25センチの肉質花序ができ、淡黄色の仏炎苞がある。
果実がトウモロコシの実のようにならび、
1年間かかって緑色から黄色へと熟すとともに、仏炎苞が落ちる。
果実はえぐみがあるが食べることもできる。
メキシコ、中央アメリカ原産。
東京都立薬用植物園にて。(2017/3/30)
茎は太くて、気根がたくさん出る。(2017/6/6)
トウモロコシ状の果実ができる(これはまだ未熟)。
若い葉には楕円形の穴がある。(2017/6/6)
葉の穴が広がって隣の穴と連結することを繰り返し、掌状に深裂した葉になってゆく。
(2017/3/30)
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