ホソバテンナンショウ

細葉天南星

単子葉、 サトイモ科、 テンナンショウ属、夏緑、多年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月 
高さ:50〜100センチ
地下に球茎があり、林内などに生える。
鳥足状複葉の葉が2枚対生状に出る。 小葉は尖った狭楕円形で9〜17枚あり、全縁である。
葉の展開より少し早く花茎をのばして緑色の仏炎苞を出し、 その細長い筒部の上端は反り返り、 中に棒状の付属体を上につけた肉穂花序がある。 仏炎苞の上部は筒部にかぶさるように曲がり、 基部は耳状に張り出す。
茎は花茎が筒状の葉柄に包まれた偽茎で、 斑紋がある。 葉の高さは仏炎苞より低い。
肉穂花序に丸い液果がトウモロコシの穂状につき、 液果は赤く熟す。

(2016/4/15)


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