ヒメカンスゲ

姫寒菅

単子葉、 カヤツリグサ科、 スゲ属、常緑、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:20〜50センチ
常緑であり、匍匐茎で叢生する。
葉は幅2〜4ミリの線形で、厚くてかたく、縁がざらつき、暗緑色である。
1つの株から多数の花穂が直立し、赤褐色の鞘を持つ短い苞がある。 頂小穂は雄性で1.5〜2センチの褐色の細長い紡錘形であり、 開花すると黄色い葯が多数出てブラシ状となる。 側小穂は雌性で約2センチの細長い棒状で、 果胞がややまばらに並び、基部の苞は赤褐色の鞘状に退化している。 鱗片には芒状突起がある。
果胞は黄緑色の倒卵状楕円形で、外曲したくちばしがある。

(2016/3/16)


頂小穂は雄性で、雄しべがブラシ状に突き出す。(2016/3/16)




(2009/3/25)


(2009/4/6)


(2016/3/16)


側小穂は雌性。(2016/3/16)


側小穂は雌性。(2016/3/16)


未熟の雄性頂小穂と雌性側小穂。(2016/3/16)


(2017/5/19)


(2017/5/19)


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