ヒメカイウ

姫海芋

単子葉、 サトイモ科、 ヒメカイウ属、夏緑、湿生、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:約30 ンチ
別名:ミズザゼン、ミズイモ
北米や北海道など、寒冷な湿地に生え、 根茎が地表や水面を横這いして殖える。
葉柄が10〜20センチあり、 その先に直径5〜15センチの卵心形〜円心形の葉をつける。 葉柄の基部は茎を抱く。
直立する花茎の先に白い仏炎苞のある肉穂花序をつける。 仏炎苞は開いた形で、肉穂を包まない。 肉穂花序は長さ約3センチで、花弁も萼もない黄色い雄花があり、 その下に両生花がある。 両生花は緑色の子房を6本の雄しべが取り巻いた形である。
丸い実の並んだ小さなトウモロコシ状の液果ができ、 赤く熟す。
有毒植物であるが、生薬などに利用される。


葉は円心形。(2016/5/5)


(2017/6/6)


根茎が水面を這う。(2016/4/15)


(2017/3/30)


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