ヒメヒオウギズイセン

姫檜扇水仙

単子葉、 アヤメ科、 ヒメトウショウブ属、球根植物、夏緑、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:50〜80センチ
偏球形の根茎から地下茎を横にのばして、球茎を作りながらふえる。
葉は檜扇状に末広がりになって根生し、ややかたく、隆起した中脈がある。 冬は葉が枯れる。
葉の間から出る花茎が分枝し、 総状花序に朱赤色の長さ2〜3センチの6弁花を下から上へと順次咲かせる。
つぶれて凹凸のある干しぶどうのような形の果実(刮ハ?)ができるが、 種間交雑種のためこれは不稔のようで、地下茎でふえる。
繁殖力が強いので、いくつかの県では、 特定外来生物に指定されている。




花序は3角状に展開する。葉は葉脈が明瞭。(2016/6/21)


下から上へと咲いてゆく。(2015/7/11)


根茎で殖えて群生する。


果実のようなものができるが、大部分は種子を含んでいない。


根生した葉は扇状に展開する。


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