ヒデリコ

日照子

単子葉、 カヤツリグサ科、 テンツキ属、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:10〜60センチ
茎は稜があり、滑らかであり、叢生する。
葉は幅1.5〜2.5ミリの剣形で、 上下面ではなく左右面で平らであり、黄緑色で光沢がある。 葉は根元から左右2列に並んで扇状に出る(左右対称に出る)ので、 株の基部は扁平になる。
花茎の先に枝を数本出し、それがさらに3〜4回分枝して、 赤褐色で球形の小穂を集散状に多数つける。 小穂は直径2.5〜4ミリの広卵形で、鱗片が螺旋状にならぶ。 花序の下に苞葉があるが、短くて棘状になっているので、目立たない。 花は一斉には咲かず、新しい茎が次々と伸びて花穂をつけるので、 花期が長い。
果実は3稜のある倒卵形で、細かい突起がまばらにあり、 乳白色で光沢がある。

(2010/9/18)


小穂は広卵形で、褐色の鱗片が螺旋状に並ぶ。上部に白い柱頭が出ている。 (2010/9/18)


花序の基部には苞があるが、短くて目立たない。 (2010/9/18)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る