フトイ

太藺

単子葉、 カヤツリグサ科、 フトイ属、湿生、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:0.8〜2メートル
別名:マルスゲ、オオイ
太い根茎が横に這い、節から茎を直立させ、湿地で群落を作る。
茎は直径1〜2センチもある円柱形で、平滑であり、高くのびる。 灰緑色で稜はなく、多孔質の髄がつまっている。
葉は葉鞘だけに退化している。
茎先に短い苞が1枚直立し、その脇に 短い枝が数本出て分岐し、黄褐色で狭卵形の小穂を散房状につける。
倒卵形で黒褐色のそう果がみのり、断面はレンズ形である。

(2017/6/6)


小穂は黄褐色。(2015/5/10)


(2017/6/6)


茎は太くて丸い。(2017/6/6)




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