チュウキンレン
地湧金蓮
単子葉、
バショウ科、
ムセラ属、夏緑、多年草。
用語説明
高さ:60〜80センチ
原産地では常緑多年草であり、
根茎はマイナス10度ぐらいまで耐えることができ、
日本では葉は冬に枯れるが、春にまた生える。
葉は葉柄が長く、その基部は茎を鞘状に包む。葉身は
バショウ
に似た形で、長くて中脈が太い。
子株を植えて4年ぐらいすると、株が大きくなって、
茎の先に黄色い苞が何重にも砲弾状に重なった肉穂花序ができる。
苞が外側から1枚開くとともに筒状の黄色い花が数個ずつ現れて、
円周状に並び、それが何度も繰り返されて、
300日以上にわたって咲き続ける。
(冬に葉が枯れたあともしばらく咲き続ける。)
苞の開いた花は直径約30センチとなる。
花が咲き終わると株が枯れるが、
まわりに子株ができて増殖する。
中国雲南省やインドシナ半島に自生する。
日本には2000年の淡路花博の時に渡来した。
(2017/9/21)
苞は大きいが花は小さい。(2017/9/21)
葉はバショウに似ている。(2017/9/21)
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