チゴザサ

稚児笹

単子葉、 イネ科、 チゴザサ属、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:30〜50センチ
根茎が地中をはってふえ、群落をつくる。 茎は下部で分枝した後直立する。
葉は長さ4〜7センチの狭被針形で、笹の葉のようであり、 互生する。 光沢はなく、ざらつく。
茎先に出る長さ3〜6センチの円錐花序に、 柄のある多数の枝を分岐させてゆき、 直径約2ミリの楕円状球形の小穂をまばらに多数つける。 小穂は淡緑色〜紫褐色を帯びる。 花期にはその球の先から雄しべと雌しべがのぞく。 芒はない。
果実は倒卵形の穎果。



小穂は楕円状球形で、花径や花径枝は波打つ。


花。赤紫色でブラシ状のは花柱。(2015/7/11)


暗紫色の細い棒状でぶら下がっているのは葯。(2015/7/11)


(2015/7/11)


灰白色で楕円形のは果実。 (2016/8/6)


(2016/8/6)


葉は狭披針形。(2016/8/6)




細い花序の枝が斜上し、円錐花序を作る。 (2008/9/27)


花序の枝は波打つ。 (2008/9/21)




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