ビャクブ
百部
単子葉、
ビャクブ科、
ビャクブ属、つる性、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
別名:ツルビャクブ、リキュウソウ(利休草)
根茎は肥大して塊状となり、そこから茎が何本も立ち上がる。
茎の上の方がつる状となり、他のものに巻き付き、
2メートルぐらいにのびる。
葉は先のとがった長さ5〜10センチの卵形で、はっきりした数本の葉脈があり、
やや厚く、3〜4枚が輪生する。
花柄の下部が葉柄と合着しているので、葉の主脈
から花柄が1本出ているように見える。
花は緑色の4弁で萼も4枚ある。
花の中心部は赤紫色をしている。
先のとがった楕円形の刮ハができ、
2つに割れると中から長さ約4ミリの黒褐色の種子が出る。
タチビャクブはつる性でなく自立し、高さ40センチぐらいになる。
有毒で、根茎にはアルカロイドがあり、
鎮咳や殺虫に用いられる。
中国原産。
花は緑色で、中心部は赤紫色。(2017/6/24)
出て間もない蕾。
(2009/9/10)
しばらくすると蕾は細長くなる。花柄の基部が葉柄と合着している。(2017/6/24)
膨らんできた蕾。
(2018/5/24)
葉は先のとがった卵形で、葉脈がはっきりしており、3〜4輪生する。
茎は立ちあがってからつる状となる。
(2016/5/5)
つるは細い。
(2009/9/10)
果実は楕円形の刮ハで、果柄が葉の基部から出ているように見える。(2015/7/2)
刮ハが割れて褐色の種子がのぞいている。白いのは付属体?
(2017/9/21)
裂開すると黒褐色の種子が現れる。(2016/9/28)
(2017/9/21)
葉に果実がついているように見える。(2016/9/28)
(2016/9/28)
果実は1つの葉に2つ付くこともある。
(2015/9/29)
種子は楕円形。(2017/10/26)
白いのは種子の付属体か。
(2018/10/16)
(2018/10/16)
果実が割れようとしている?
(2018/10/16)
未熟の果実が2つに割れる?
(2018/10/16)
若芽は赤紫色。(2017/4/22)
晩秋に地上部が枯れる。(2022/11/12)
タチビャクブ。(2015/7/2)
タチビャクブ。(2016/10/15)
タチビャクブ。(2017/7/29)
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