バニラ
単子葉、
ラン科、
バニラ属、つる性、多年草。
用語説明
花期: 春〜夏 4月〜6月
つる:10メートル以上
冬も暖かい所でないと育たない。
つるが長くのびて、植物などにからむ。
葉は長さ10〜20センチの尖った長楕円形で厚く、
全縁で互生する。
条件の良い環境で大きく育つと、葉腋から短い総状花序が出て、
細長い筒状で、淡黄緑色の花が咲く。朝開いて数時間でしぼむ。
うまく受粉できると、30センチ近くのマメの鞘のような細長い果実ができ、
中に豆のような種子が多数含まれる。
果実を特別な方法で発酵・乾燥させることを繰り返すことにより、
食品の香り付けなどに使われる香料(バニリン)を作ることができる。
バニラを結実させることはきわめてむずかしかったが、
奴隷として使役されていたエドモン・アルビウスが1841年に、
その効率の良い人工授粉方式を考案した。
メキシコ、中米原産。
(2017/3/30)
葉は尖った長楕円形で、厚い。(2017/3/30)
(2017/3/30)
葉芽?
(2019/11/16)
地面を目指す気根?
(2019/11/16)
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